2008

06.10

開眼?

自分用のメモとしても
ちょっと書き残しておきます

コミュニティの方で指摘を受けたり
友人からも指摘を受けたりで
やっと分かったことがあります

他人を巻き込んで何かをやることは確かに難しいのですが
それは段階をしっかり踏んでやれば
決して叶わないことではないということです

今回のコミュニティにおける失敗や
わたし自身の公開作品に関する悩みも
全て最初から他人の全面協力に
期待していたから起きたことだと分かりました
協力してくれる方は潜在的には必ずいます
まずすべきことはそういった方たちを見つけ出し
例えその数はどんなに少ないとしても
その小さなコミュニティから始めることが重要なのですね

知っている方にとっては当たり前の知識でしょうけれど
わたしにはまさに青天の霹靂でした
改めて気付かせてくれたコミュニティの皆と友人に感謝ですm(_ _)m

創作
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    2008

01.10

自分が読みたい物語

番外編の『猟犬』第二話が少し前から再編中なのですが
これがなかなか思うように進みません
いくつかの場面はすでに考えてあるものの
それらを形作るための言葉がうかんでこないのです

文字書きが目指す物語は
自身が読みたい物語であると考えています
職業作家のように
大衆受けといった外的要因を考えなくていい自由さが
趣味としての文字書きの良い点だと思います
しかし自身の文章力が足らず
なかなか自身が読みたい物語を構築できない時のもどかしさは
職業作家に負けず劣らないものがあると思います

執筆が順調に進む時は
多少文字書きをしたことがある者なら大抵経験済みだと思いますが
言葉がどんどん沸き上がってきて
考える間もなく文字が勝手に並んでいくものです
心は絶えずドキドキしていて
早く続きが読みたい!と手をひっきりなしに催促します
それは文字書きとしてとてつもなく幸せな状態で
物語に対する愛で満ちあふれています

そう!愛です!

文字書きをする上で
全ての原動力が愛なのです!
逆にこの愛が足りないと
どんなに無理して言葉をひねり出しても
ちっとも心に響かない物語になってしまいます

そこで話を戻しますと
『猟犬』の続きが書けないでいるのも
メルファリアという世界に対する愛が足りないからだと思います
一年前に書いた時の心の高鳴りを
最近はずっと感じていません
FE自体に飽きてきているからでしょうか
終わらない論争
味方を信じることができないことへの苛立ち
嫌悪感ばかりが募っていきます
最後に経験した
文字を打つ手が震えるほどの戦争がいつだったのか
もう思い出すこともできません

ああカムバック愛!(意味不明)



最近ほんとにまともな終わり方してないですね……OTL

創作
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    2007

12.27

善悪のジレンマ

前回に続き夜麻みゆきワールド関連で
ちょっとしたおはなしをしてみます

叙事詩的な物語を創作する上で
避けて通れないのが争いです
個人同士のものから国家同士の戦争まで
およそほとんどの叙事詩物語は争いの物語です

争いは最も手っ取り早く物語を盛り上げることのできる要素でありますが
同時に創作のタブーに最も近い要素でもあります
創作のタブーとは描いてはならない主題のことです

さてもうお気づきでしょうが
それが即ち今回のタイトルである『善悪のジレンマ』です

『善悪のジレンマ』とは善悪の定義に起因する非客観性です
善とは何か?悪とは何か?
主観的価値観であるこの二つの概念を
客観的に評価することは不可能です
だからこそ争いの物語を描く上で
常に主人公は善でなければならず
敵は常に悪でなければなりません
そうでなければ読者が共感できなくなってしまいます
また物語の主人公は自身の善を信じ続けなければなりません
彼(もしくは彼女)は自ら善悪のジレンマに気付いてはならないのです

『レヴァリアース』や『幻想大陸』では
人とモンスターの共存が物語の主題でした
それは最終的に『刻の大地』の第一部末で一応の結論は出ましたが
実のところそれはモンスター側の不変性によるものと考えられます
つまりオッツ・キイムの設定上モンスターに善悪はなく
人が善悪を決めつけているだけだということが
結論への道筋を容易にしたわけです

しかし第二部以降の『刻の大地』の内容を振り返ると
主題は変わって人と人の共存になりました
物語はいつの間にか価値観の違う者同士の共存を問うものとなり
そして連載中止直前の話で
カイはとうとう物語内の登場人物として
タブーである『善悪のジレンマ』に気付いてしまったのです

現実世界で戦争が無くならないように
人はいまだにこの命題に答えを出せずにいます
創作者である人ですら見つけられないでいる命題の答えを
物語の登場人物が分かるはずがありません
こうして物語は停滞し
そして停滞を解く唯一の方法は命題を無視することです

もし『刻の大地』の続きを描くなら
方法はそれしかないと思います

僧侶は僧侶の正義を信じ
魔法使いは魔法使いの正義を信じ
そして力をもって決着を付けるしかない
争いは止められない

そんな悲しい結論に結局達してしまうのです
しかし『刻の大地』の主題はそんな結論を許さないでしょう

思えばこの命題は『レヴァリアース』の頃に
すでに一度表に出てきていました
単行本2巻のメインである『法力国家の魔法使い』の部分です
話中法力も魔力も持たないウリックはこう説きました

「神さまにとって法力も魔力も同じなんじゃないかな?」
「人が勝手に分けてるだけで」
「そんなことで争ったらおかしいよ」

事実はまさしくその通り
神さまにとって善悪(どちらが善でどちらが悪かは論外)はなく
それは人が勝手に決めたものであり
そして善悪で争うのはおかしいのです
しかし『レヴァリアース』においてその結論で済んだのは
ウリックの相手がシオンとトリートであったためで
両者とも識者であったからです
また『刻の大地』でマンフロイの問いに対して
イリアは返答できずにいます
この問いはまさしく作者自身による
ウリックの出した「甘い」結論への反撃でしょう

ということで
話している内に今回のおはなしの結論も
なんだかあやふやになってきました
タブーだけれどとても魅力的でもあるこの主題
あなたの出す答えはどんなものですか?

創作
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